近年、都心部を中心に“地下室”をつくる人が増えているのをご存じですか?
家を建てる際、その土地に対して「建ぺい率」「容積率」「高さ制制限」などの、さまざまな制限が設けられています。
そんな制限が厳しい中、“地下室”をつくることで床面積を広げ、坪単価を抑えることができるという大きな利点があります。
敷地の形状を有効活用し、音楽スタジオ、シアタールーム、トレーニングルームなど、趣味を謳歌できるスペースや
ワインセラーや収納スペースの確保など、生活の質を向上させることができるのが“地下室”の人気の秘訣です。
地震、台風、豪雨などの災害時に避難場所として利用できます。
長期保存可能な食料や非常に有用な物資を保管しておく場所にもなります。
地下室を改装して賃貸用の居住空間にすることで、副収入を得ることができます。
趣味のワークショップ部屋として利用することも可能です。
敷地の形状によっては擁壁工事が必要となる場合があります。
新しく擁壁をつくるより地下室を建築した方が擁壁工事費用を効果的に活かすことができます。
「床が地盤面下にある階で、
床面から地盤面までの高さが
その階の天井の高さの1/3以上の
ものをいう」
と建築基準法では定義されています。