奥様は服のパタンナーをされており、ご職業柄デザインやインテリアへの美意識も高く、家づくりではご主人様も奥様のセンスを信頼されていました。それだけでなく、日本人夫婦の寿命を考えた場合、女性の方が男性よりも長生きだという事を踏まえて、奥様が「居心地の良い家だ」と思える設計で、永く楽しく暮らし続けられることが、ご主人様の喜びにもなるとのお考えから、奥様の意思を尊重した住まいができました。
女性設計士と綿密に打ち合わせ、主婦目線から「家事や暮らしの便利さ」を、デザイナー目線から「居心地の良さ」を考えて設計された住まいは、ご夫婦の好みをふんだんに取り入れた『こだわりの家』になりました。最高の暮らしが手に入り、ストレスも減ったおかげか、夫婦喧嘩も一切しなくなったと笑顔でお話くださいました。
白いクロスに天然の木材を取り入れ、それに合った木調の家具を配置することで、
バランスの取れた室内が実現しました。
のびやかな陽だまりデッキ。
子供の健やかな成長に欠かせない、
木のぬくもりにあふれた穏やかな毎日。
視線が抜ける明るい玄関。
ホール正面の窓と、リビングの引き戸をガラスにする事で、玄関から外に視線が抜けて、空間に広がりを感じられます。
床はナラ材、キッチンの天井には木目が美しいシナベニヤを使用。色は濃すぎず薄すぎず丁度いい色合いで、経年変化を楽しめます。
室内を広く見渡せるLDK。
南側のリビング窓は天井まで高さがある全面サッシの大開口窓。開放感を出すためにあえてキッチンの天井を少し低めに設計し、空間に“広さ”を演出しています。
庭の緑が見られるように、浴槽の高さに合わせて、横長の窓を付けました。外からの目線を遮る壁を設けて、プライバシーもしっかり確保。