「開放的で親しみやすいクリニックに」

患者様がリラックスして治療を受けられるよう、横長の敷地を逆手にとって個室をずらりと並べた。
「横長にブースが並ぶのはどうかと思いましたが、患者様同士の動線もぶつかりにくく使いやすいです」と院長の石上さん。
白い壁とすりガラスで仕上げた明るい空間も気に入っているという。

将来を考えた住居スペース

建物の2階は、院長と奥様、3人のお子様が暮らす住居スペース。階段を上がると、広々としたリビングダイニングが現れる。「家にいるときは、家族全員ほとんどここで過ごします。天井も高いので、すごく居心地がいいんです」。お子様が大きくなったら仕切って個室にできるよう、収納や窓の位置なども考え抜かれている。
奥様のお気に入りは、美しく保てる機能的なキッチン。扉付きの収納でレンジや冷蔵庫まで隠すことができ、散らかりがちな作業スペースは周りに高めの壁を配して、手元が見えないよう配慮。広いパントリーには、食料はもちろん洗剤などのストックもしまっておける。「お友達家族と家で集まることが多いので、サッと片づけられるのがうれしいです」と奥様。