2025.07.20
岩元 優輝
こんにちは!住空間設計Laboの岩元です。
今回は子育てしやすい間取りの工夫についてご紹介させていただきます。
子どもと一緒に暮らす住まいを考えるとき、間取りはとても重要です。
毎日の「家事」や「育児」が少しでもラクになるよう、実際の子育て世代の声をもとに、間取りの工夫を7つのポイントにまとめました。
使い道:お昼寝・おむつ替え・遊び場・洗濯物たたみ場など多目的に使える
メリット:視界の届く場所で子どもを見守れるため、家事をしながら安心できる
工夫例:引き戸付きにしておくと、来客時はサッと隠せて便利
流れ例:玄関 → 洗面 → 脱衣所・浴室 → リビング
メリット:公園帰りや保育園帰りに、リビングを汚さず清潔にできる
さらに便利!:玄関収納に「着替えロッカー」風の棚をつけると、子ども自身で片づけやすくなる
基本設計:キッチン・ダイニング・リビングを一体化させる
効果:どこにいても家族の気配を感じられる → 子どもが自然と親の近くにいる環境に
対面キッチン+カウンター:勉強やお絵描きを見守りながら家事が可能
配置ポイント:洗面所やリビング近くに設けると動線がスムーズ
メリット:洗濯物を運ぶ距離が短くなり、片付けが一気にラクに
子ども目線の収納:低い位置にオープン棚をつけると自分で片付けやすい
例:キッチン → パントリー → 洗面所 → 脱衣所 → リビングがぐるっとつながる
メリット:調理中に洗濯・子どもの着替えなどがスムーズ!
ポイント:育児期は“家事をしながら見守れる”ことが重要
おすすめ場所:2階ホール、脱衣所、またはリビングの一角に
理由:雨の日や花粉シーズンでも洗濯ができて、片付けまでが短距離で完結
空間アイデア:天井吊り型の物干しポールや、使わない時は収納できる設備が◎
設計例:最初は広い1室 → 将来は壁や家具で2部屋に分けられるように
メリット:子どもが小さいうちは兄弟で遊びやすく、思春期にはプライバシーも確保できる
おすすめ構造:収納や机で間仕切り可能にすると、成長に応じて自由度が広がる
子育てしやすい間取り=「家事・育児・生活」がスムーズにまわる動線設計です。
忙しい毎日を助けてくれる工夫が、暮らしの満足度を大きく変えてくれます。
私たちは、暮らし方をしっかりヒアリングした上で、ぴったりの間取りをご提案します。
「今」だけでなく「将来」も見据えた家づくりを一緒に考えていきましょう!