東証スタンダード市場上場 KHCグループ
材は重硬で弾力性に富み、加工はやや困難です。
水湿に耐え、虫害や腐食にも強いことから、建物の土台としては評価は高く、かつては鉄道の枕木としても多用されてきました。
木目はあまり明瞭ではないものの、クリ独特の伝統的な技法、名栗(ナグリ)加工をする事で面白い木目が現れます。
また、タンニンを含むことから染料や薬用にも利用されています。
角材や板にノミやチョウナで独特の削り痕を残す日本古来からの加工技術である「名栗」は、昔、丹波のきこりが栗材の柱に削った六角の柄が格好良いとされたことから呼ばれるようになった説があります。
また、クリは日本人と縄文時代からの長い付き合いがあります。三内丸山遺跡の発掘では、縄文時代にクリの木が、食用や建築用材のために人の手により栽培され、主食とされていたことが明らかとなりました。
秋の味覚を最も連想させる食材の一つであるクリは10月の誕生木にしました。
※誕生木は、(株)Laboと(株)大五木材の共同製作によるもので、㈱Laboの商標登録です。
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